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柏まつりに寮生が参加しました

7月27日(土)、只見高校と山村教育留学制度のPRで、千葉県柏市で行われた「柏まつり」のブース出展に参加してきました。

只見高校からは教頭先生、寮生からは現在高校2年生の先輩2名、教育委員会からは1名が参加しました。

 

バスでの移動では、「修学旅行みたい」「修学旅行これでいい」と全力で楽しんでいた高校生たちですが、柏に到着してPR活動が始まると、物怖じせず只見高校や山村教育留学制度についてしっかりと話してくれました。

 

この日の柏市は気温が35度近くに上がり、じりじりとした日差しの照り付ける猛暑日でした。

熱中症に細心の注意を払い、こまめに休憩を取りながら無事にPR活動を終えることができました。

 

PR活動終了後は、ホテルに戻って休憩し、その後夕食へ。

ちょうど柏おどりに参加する只見町のグループと出会ったので、記念写真を撮りました。

高校生の間に立っているのは柏市出身で只見高校の卒業生。そして寮生の大先輩です。

大学を卒業し、只見に戻ってきて現在は役場職員として働いています。

最初は緊張していた寮生2人も、すぐに打ち解けていました。

 

夕食はマクドナルド。

柏に来てまでマクドナルド⁉と思われるかもしれませんが、只見町で暮らす高校生にとって、マクドナルドは憧れのファストフード店と言っても過言ではありません!

テイクアウトし、暑さと移動で疲れた身体を休めるため、部屋でゆっくりと食べていました。

 

 

2日目は、研修として千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館を見学しました。

国立歴史民俗博物館は、日本の旧石器時代から現代までの歴史や民俗文化について約9千点の資料を展示し、約22万点の収蔵資料を保存しているそうです。

歴史の教科書などでしか見たことの無い資料が目の前に広がり、生徒たちは大興奮!

「90分も見れるかな?」「滞在時間長くない?」などと心配していましたが、館内に入ると弥生時代までで滞在時間の半分である40分を過ごすほどの熱中ぶり。

終盤ではほぼ駆け足での見学でしたが、近現代のコーナーでは電源開発で戦後の経済発展に貢献した田子倉ダムのジオラマを発見し、思わず足を止め、写真を撮っていました。

「今度は高校の社会の先生も一緒に来たいね」と、大満足の研修でした。

 

普段は何気なく過ごしている高校や寮での生活も、改めて「良さをPRする」という視点から見ると、新たな気付きや発見も数多くあります。

 

今後は高校生たちにも協力してもらいながら只見高校の魅力発信を継続して行いたいと思います。