先日只見高校で卓球部の活動の様子を見学してきました。
現在、3名の寮生が卓球部に所属しています。
普段から熱心に部活動に取り組んでいる3名は、なんと夕食後も寮の近くにある町民体育館に行き、町の大人たちと一緒に「卓球クラブ」で門限ぎりぎりまで練習に励んでいます。
どんな練習をしているのかな?と気になっていたので、見学できて嬉しかったです。
さて、見学したタイミングでは顧問の先生はおらず、生徒しかいない状態でした。
しかし、一人一人が真剣な様子で練習メニューに取り組んでいました。
2人がペアになって、片方が球を送り、片方が球を打ち返す練習では、丁寧に打ち返す生徒や、しっかりと体重を乗せて踏み込むと同時に振りぬき、迫力あるスピードと強さで球を打つ生徒など、それぞれの課題に合わせて練習をしているように感じました。
また、玉を打つ練習をする生徒以外にも、練習の邪魔にならないように地面に落ちた球をネットで掬う生徒や、他の子の練習を見守り、アドバイスをする生徒もいました。
部活動を見学して一番嬉しかったのが、普段寮で接している生徒のいつもとは違った一面を見ることができたこと。
普段はクールな印象の生徒が、的確に、そして身体も使ってわかりやすくコツを教えたり、真剣にボールを打ち込む様子は意外でしたが、とても輝いていました。
只見高校は、全校生徒が90名に満たない小さな学校ですが、だからこそ生徒一人一人に活躍の場が与えられているように感じます。
部活動、勉強、生徒会活動、探究活動、地域活動や課外活動など。
あなたは何で輝きますか?