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癒しの森トレッキング

待ちに待ったゴールデンウィークですが、新型コロナ感染症感染防止のため、帰省をあきらめた寮生も多くいました。そういった寮生たちが有意義な時間を過ごせるようイベントを実施しました。

 

町の東部に位置する癒しの森では、只見町の自然を代表するブナの森の自然体験ができます。5月1日、町のガイドさんに案内してもらいました。ガイドの渡部和子さんは只見に生まれ育ち、若い頃から山や動植物に親しんできました。自然の話だけでなく、只見町の人の暮らしについても教えてくれるので人気のガイドさんです。

 

豪雪地帯の只見町では5月上旬でも雪が残っています。冬の間、葉を落としていたブナが芽吹き始めていました。

残雪に新緑のブナが映えます。

森の中には見上げるようなブナの木が生えています。

足元に落ちている葉を拾い、ブナの特徴を教えてもらいました。

森の中に空がぽっかりと開けた場所がありました。梢を広げていた大木が倒れてできた空間です。暗い森の中から急に明るくなったこのような場所では成長の早い植物がいち早く成長し、林内とは違う植物が優占していることを教えてもらいました。

寮生たちは早春の只見をゆっくりと満喫しました。